290,000円(税込) ※送料無料
材質:[本体]桐 [四部六分等]紅木
寸法 : 6尺(約182cm)
糸 : 強力テトロン17.5
上角金口のくり甲です。
春の暖かい日差しを感じる音色です。
なんとなく落ち着かない時、気持ちが落ち込んでいる時に寄り添ってくれるような優しい音色だと感じます。
この琴は、玉縁ではありませんが、綾杉文様のくり甲なので、舞台でもご使用いただけます。
龍角・雲角・四分六板・柏葉が白く縁取られ、口前の舌(ぜつ)の枠に金板の装飾が見られます。このような琴を上角金口(うわづのきんくち)と呼んでおり、格が上である事を象徴付ける工夫と言えます。
少しガタつきがありますが、これは製作から10年経過した琴には、ほとんど同じ現象が見られます。材と形状から、琴の宿命のようなものです。ガタつき防止タイプの立奏台や琴台(琴を置く部分の両端が斜めになっているものや、湾曲になっているもの)を使用すると、ガタつきが無くなります。