あくるひプロジェクト
2023年2月12日 日曜日今日は、あくるひプロジェクトに参加してきました。
あくるひプロジェクトは、2月8日のブログで触れていますが、翊(あくるひ)の作曲者である、橋本みぎわ先生が翊(あくるひ)の弾き方を直接指導される講習会です。
講習会に参加して一番驚いたことは、受講者の皆さんのレベルの高さです。
速いピチカート、転調や押し手、難しい要素が全て詰まった曲ですが、受講者の皆さんは、本当によく練習して臨まれているのだなぁと感心しました。
そして、最後の合奏は、100名の大迫力の演奏で、気持ち良く弾ききることができました。
この大人数の中で一緒に弾くことができて良かったという想いと、この大合奏を自分が弾かずに観客として聴いてみたい想いの両方が入り混ざっていました。
今後もこのような機会があれば、ぜひ参加したいと思います。
ニュージーランドでのコンサート
2023年2月11日 土曜日Fさんがニュージーランドの教室で開催した、ホームコンサートの動画を送ってきてくれました。
Fさんは、生田流現代派で師範免状を取得し、現在はニュージーランドで琴の先生をされています。
動画は、みんなでご馳走を持ち寄って、広いリビングで20人ほどが集まって、食事を楽しむ様子から撮影されていました。
和気あいあいとしていて、みんな楽しそうです。
その後、テラスのような場所でコンサートが始まり、ご家族が鑑賞し、楽しまれていました。
日本から遠く離れたニュージーランドの地で、日本文化を愛する人たちが集まり、日本語や英語で曲の説明をしつつ、一生懸命、琴を演奏する光景を見て、とても嬉しい気持ちになりました。
これからも日本を超えて、琴の輪がますます広がっていきますように。
驚き
2023年2月8日 水曜日今日は、Tさんが単発レッスンに来られました。
1週間前に、TさんからこんなLINEをもらいました。
「私は香港人です。中国の琴を習っています。日本の琴も習いたいです。来週大阪に行きますが、日本語が分かりません。もしよろしければレッスンをお願いできますか?」
「私が大丈夫ですよ!」と返信すると、「翊(あくるひ)という曲の弾き方を教えてほしいです。1時間レッスンでお願いします。」と。
正直に言うと、「無謀すぎる、絶対無理!」と思いました。
「翊(あくるひ)」という曲は、琴を弾いたことが無い人が1時間で弾ける曲では無い、とても難易度が高い曲なのです。
でも、「弾きたい」と言われているのを断るよりも、「無謀」ということを分かってもらうためにも「とりあえずやってみよう」と思いました。
お会いして、昨日、来日されたばかりであることを知りました。
「琴はfirst time?」と私が聞くと、「Yes! First time! But 中国Koto(琴を弾くジェスチャー)」と。
「やっぱり、翊(あくるひ)は無理だ」と確信しました。
「翊(あくるひ)を諦めてもらうために、1ページだけ一緒に弾いてみよう」と思って、弾いてみました。
でも、弾いた瞬間、本当にその一瞬で「この人はすごい!ただ者じゃない…」と鳥肌が立ちました。
Tさんは、翊(あくるひ)を弾きながら、楽譜や弦を見ずに、一緒に弾いていた私の手の動きを見て、真似ていたのです。
Tさんは、中国の琴で、翊(あくるひ)を練習していたそうです。
それを聞いてもまだ、「日本の琴には初めて触れたのに、こんなに弾けるの?」と驚きました。
Tさんは、現在、大学院の2年生で、中国琴でマスターを取得し、卒業リサイタルに翊(あくるひ)を中国琴で弾く予定で、今週日曜日に開催される「あくるひプロジェクト」に参加するために、来日されたそうです。
「あくるひプロジェクト」というのは、翊(あくるひ)の作曲者である、橋本みぎわ先生が翊(あくるひ)の弾き方を直接指導される講習会です。
私も「あくるひプロジェクト」に参加申し込みをしていて、講習会を楽しみにしています。
ただ、まさか海外からの参加者がいるなんて、再びの驚きでした。
Tさんに刺激を受け、珍しくテンションが上がった興奮の1日となりました。
フルートとの合奏
2023年2月1日 水曜日今日は、フルートとの合奏練習でした。
2月26日の発表会で演奏する、「星降る谷間」の合奏練習です。
この曲は、静寂のなかのキラキラ輝く星や流れ星が目に浮かぶような美しい曲です。
今回、発表会に参加される方は、他の方の演奏にも耳を傾けて、良い刺激を受けてもらえたらと思っています。
お楽しみに。
免状試験の合格率
2023年1月30日 月曜日昨年実施した、準師範試験と師範試験の合格率は以下となりました。
準師範試験 合格率33%(受験者3名のうち、合格者1名)
師範試験 合格率100%(受験者3名、全員合格)
師範試験の合格率100%は、とても嬉しい結果です。
一方で、準師範試験は全員合格とはなりませんでした。
この結果を見て、私自身、指導者として反省するところがあります。
それは調弦(チューニング)です。
試験では、音を耳で合わせる調弦テストがあるのですが、今回の受験者は、なかなか耳で音を合わせることができず、苦労していました。
レッスンや、自宅での練習時に、チューナーに頼りすぎた結果だと思っています。
チューナーは便利ですが、耳が育たないということを痛感しました。
今後は、レッスン時の調弦のやり方を見直していこうと思っています。
ちなみに、免状の試験は、入学試験とは異なり、定員はありません。
また、相対評価ではなく、絶対評価です。
合格基準を満たせば合格、満たさなければ不合格となります。
受験者全員に合格してもらうことが私の目標ですが、今回それが叶わず、とても残念です。
次回は全員合格となりますように。
単発レッスン
2023年1月27日 金曜日
昨日、Sさんから、以下のご連絡をもらいました。
「2月上旬に職場で琴を弾くことになり、なごり雪を練習中です。
厳しいなと思っていますが、何とか間に合わせたいです。助けてほしいです!」という内容です。
すぐにご連絡し、今日のオンラインレッスンとなりました。
Sさんは、高校生の頃に3年間、琴を弾いていたため、弾き方の基礎は出来ていました。
Sさんが不安に感じていた調弦や、上手く弾けなかったアルペジオの弾き方をお伝えしました。
弾き方のコツを掴み、「あとは、自分で頑張って練習します!」ということで、本日限りの単発レッスンとなりました。
成功をお祈りしています!
本日の体験レッスン
2023年1月8日 日曜日
今日の体験は、Mさんのオンラインレッスンでした。
Mさんは、岡山在住の方で、20年程前に他会派で準師範まで取得されています。
経験者のため、体験では、六段の調べを弾きました。
オンラインレッスンでは、タイムラグがあるので、同時に合奏することはできませんが、交互に弾くことによって、対面レッスンと同じようにレッスンをすることができます。
気に入っていただけたようで、早速、来週からオンラインレッスンをすることになりました。
ポップスを弾きたいというご希望だったので、ポップスの楽譜を数冊お見せして、紅蓮華に決まりました。
楽しみながら、感覚を取り戻してもらえたらと思います。
出演者募集
2023年1月2日 月曜日
現在、発表会、公開コンサートの出演者を募集しております。
発表会は、2月26日日曜日大阪市中央公会堂で開催予定です。
一般非公開の内輪の会で、ご自身の好きな曲を弾いていただくことができます。
合奏曲は、Kの為の斗為巾、まほら、備北讃歌、飛騨によせる三つのバラード、雪ものがたりです。
ソロでの演奏も可能です。
公開コンサートは、5月7日日曜日兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院小ホールで開催予定です。
曲目は、龍星群、天泣、ハナミズキ、さんぽを予定しています。
発表会、公開コンサートともに、初心者の方もご参加いただくことができます。
出演をご希望の方はぜひお声がけください。
新年
2023年1月1日 日曜日
新年、明けましておめでとうございます。
気持ちを新たに、今年も1年頑張っていきたいと思います。
今年は、ホームページに「琴の基礎知識」という新たなコンテンツを追加する予定です。
初心者から上級者まで、役に立つ情報を発信できるように努めていきます。
また、今年は、2月26日に発表会、5月7日に公開コンサートを予定しています。
皆さんと楽しみながら、より良い演奏を目指していけたらと思っています。
本年もよろしくお願いいたします。